中学2年生の子供がバスジャックした理由は、
親とのケンカでした。
私が子供の事に、親とケンカしたハライセに
仕出かした事と言えば、一泊二日の家出くらいですかね。
別名、友達の家でのお泊り会。
次の日、学校に友達の家から登校して、
下校時間には何の迷いもなく、自宅へ向かってました。
ケンカした直後って言うのは、
相手に対して何かしらのダメージを与えてやろうと
必死に考えるわけなんですが、
その情熱が自分の中で収まってしまえば、
一刻も早く日常に戻りたいと願うものです。
子供なら尚更の事ですね。
私の子供の頃と今の子供達の環境が
大きく違っている要因のひとつにインターネットがあります。
イッターネットが持つ潜在能力というか、
無限の可能性を利用者は無意識に感じているわけで、
現実で手の届く範囲に人との繋がりを持てなくても、
インターネットの世界では自分の発言を聞いてくれる人がいます。
いわば、あらゆる人や物事との距離感を縮めてくれる。
コミュニケーションツールとして使う分には問題ないのでしょうが、
距離感を縮めてくれる物事には"犯罪"も含まれています。
秋葉原の通り魔事件の発端も、その後の犯罪予告の乱立も、
そこから子供達が犯罪への興味を持つ事も、
すべてインターネットから始まっています。
一昔前なら、親とケンカしたから、
親への嫌がらせに、バスジャックしてやろうだなんて、
誰が思いつきました?
いや、想像の中で、思いつきはしたかもしれません。
でも実行する術を誰も知らなかったはず。
インターネットの存在は、利便性を飛び越えて、
想像世界に止まっていた悪意を現実のものに変えてしまう、
実は相当恐ろしいものじゃないかなと考えます。
愛知県岡崎市の高速バスジャック事件で、
逮捕された男は愛知県警の調べで、
山口県宇部市内の市立中学2年の少年と判明しました。
動機について「親に怒られ嫌がらせでやった」などと供述しており、
県警で詳しい動機を調べているとの事。
【愛知バスジャック】逮捕の男は山口県の中2 「親に怒られ嫌がらせ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080716-00000935-san-soci
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- 2008/07/17(木) 11:49:19|
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