北朝鮮の兵士が韓国人観光客を射殺するという
ショッキングなニュースが飛び込んできました。
現場となったのは、金剛山地区。
日本人にとっては聞きなれない地名ですが、
金剛山観光事業の在り方について、
北朝鮮と韓国は協力して行っていて、
両国の国交関係にとっても重要な地区です。
"射殺"という見出しと北朝鮮へのイメージから連想すると、
北朝鮮側の悪意が見え隠れする印象を受けますが、
今回の事件は少々毛色が違います。
まず、この韓国人観光客の女性は、
午前4時という観光目的からはズレた時間帯に
金剛山の観光地区から軍事保護施設区域を訪れている事。
言葉の通じる兵士の停止命令に従わなかった事。
兵士は警告射撃を行ったにも関わらず、
女性は、集落に向かって約1キロ逃げた事。
もちろん、これらの事由が真実であるかどうかから、
審議は必要でしょうが、少なくとも、
午前4時に軍事保護施設区域を訪れた事は事実でしょうから、
韓国人女性が観光目的だったか事自体怪しくなります。
北朝鮮は、アメリカのテロ支援国家指定を
解除されたばかりの時期ですし、
非がどちらの国にあるかの解明は、
少々時間が必要かもしれませんね。
韓国統一省によると、北朝鮮の景勝地・金剛山地区で
11日午前4時半ごろ、韓国人の女性観光客(53)が
北朝鮮兵士に撃たれて死亡しました。
同省は、北朝鮮と協力して進めている金剛山観光事業について、
12日から事件の真相が究明されるまで中断すると発表。
北朝鮮兵士が韓国人射殺=金剛山観光事業を中断
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080711-00000095-jij-int
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- 2008/07/14(月) 15:15:59|
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