文化の違いと言うよりも、
人間の最低限の権利に対する考え方の違い、
もしくは、憲法の違いと言うべきでしょうか?
タイで、外国人や健常者による"物乞い"が、
法律で禁止されるそうで、
これには然したる感想は持っていないのですが、
物乞いを続けるには、物乞いの"営業許可"が必要で、
国民IDと障害者、ホームレスなどの、
生活費の確保が難しい高齢者に限るのだとか。
営業許可?
物乞いって営業なんだと、改めて国の違いを感じました。
つまり職業扱いなんですよね。
日本には、生活保護法を代表に、
生活困難者を救済する法律がいくつかありますから、
この話題に違和感を感じるわけですが、
その違和感は、軽めのカルチャーショックです。
きっと、日本という国に当てはめて
考えてはいけないのでしょう。
確かに、物乞いを職業と割り切って考えれば、
外国人や健常者よりも、より生活が困難な人の為に
市場を確保してあげなければなりませんし、
タイなりの生活保護の考えなんでしょうね。
う〜ん、日本も最近、年金問題やら、
生活保護費の不正受給やら、
汚職やら、汚職やら、汚職やら、
"官"というものに対して、
良い印象を持てる機会は少ないですが、
不景気と言えども、やっぱり日本は豊かで、
社会保障もしっかりしている良い国なんだなぁと、
改めて、感慨に耽ったりしています。
文句を言うのは贅沢かなとまで思ったのですが、
それとこれとは話が違うと、自分に突っ込んでみたり。
タイにて、"外国人や健常者による物ごいは違法に"
などを内容とする「1941年物ごい法改正案」が
19日の閣議で承認されたとの事。
【タイ】外国人は禁止、物ごい法改正
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080821-00000016-nna-int
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- 2008/08/22(金) 11:48:22|
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