ヤマダ電機が、というよりも、大手家電量販店では
常識ともなっていた納入業者に従業員の派遣を強いる行為。
公正取引委員会は30日に、独禁法違反で、
派遣の中止と再発防止を求める排除措置命令を出しました。
大手ゲーム会社で働いていた友人が言うには、
「人件費は全面的に納入業者自身が負担した上、
棚卸作業などの深夜の仕事をやらされる」
「だからといって入荷を優先してくれるわけではなく、
納入する最低条件みたいなもの」
だったそうです。
つまり、家電量販店というマーケットに商品を出品する為に、
人柱が必要だったという事です。
しかも、納入業者が派遣会社から雇った社員を
そのまま量販店に入れるケースも多く、
2重派遣の疑いすらあったそうなんです。
で、友人はこうも言っています。
「販売の拠点だから失うわけにはいかない」
人件費を賄わない量販店側が
その分商品価格を安くできるのは、
当たり前の事。
業界全体の慣例なんですが、
どことなく不愉快です。
家電量販店最大手のヤマダ電機(前橋市)が
取引上の優位を利用し、
納入業者に従業員の派遣を強いているとして、
公正取引委員会は30日、独禁法違反で、
派遣の中止と再発防止を求める排除措置命令を
出したとの事。
ヤマダ電機に排除措置命令=業者に従業員派遣強いる−家電量販店で初・公取委
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080630-00000067-jij-sociPR
- 2008/07/02(水) 12:11:34|
- ニュース|
-
トラックバック: |
-
コメント:0